二十四節気の「秋分:寒露」
秋も深まり、
草木に降りる露もいつの間にか冷たさが増してきます。
朝夕の冷え込みも
涼しさというよりは肌寒くさえ感じるようになってきます。
植物の新芽は生き生きとして
春の芽吹きとはまた異なる趣があり
厳しい夏のあいだに
内側そっと培われてきたものがあるのだと気づかされます。
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今月も能登輪島の
「のがし研究所」さんより季の菓子をお届けいただきました。
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◆のがし研究所さん添文より◆
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日が短くなり朝夕の露が冷たく感じられる頃です。
畔の小豆も葉が黄色くなり始めます。
オニグルミ、ナツハゼなど山の木の実が次々と旬を迎えます。
中でもしば栗は、コクのある旨味と鼻腔に抜ける香りが
栽培物とは一味違う野生の栗です。
朝一番に拾い、一粒一粒皮を剥き下拵えをします。
集落の婆ちゃんが
「茹でて針を通して木綿糸でつないで勝栗にした。
報恩講さんのおやつに持って行った」と教えてくれました。
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◆村の秋「蒸し羊羹」◆
自家栽培無農薬 能登大納言
能登産しば栗
◆しば栗きんとん◆
能登産しば栗
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次月もどうぞおたのしみにお待ちください。
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◆ギャラリー林檎舎◆
金沢市西都1-276 10-18時 定休日:水曜日
TEL;076-268-8022