◆先行販売ごあんない◆
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国分佳代個展
2025年カレンダーを先行販売いたします。
1冊 3,300円(税込)
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◆1月/2月◆
安間無事/あんかんぶじ
平凡で単調な一見つまらなく思える毎日こそ
価値があるという意味。
安らかで穏やかに暮らすことができる日々が一番の幸せである。
◆3月/4月◆
心随萬境転/こころはばんきょうにしたがっててんず
人の心は喜怒哀楽によって
コロコロと変調していくが、
何事にもとらわれず、こだわらず、とどめることなく、
心を空っぽにして流されずにありたい。
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◆5月/6月◆
草衣心似月/そうえのこころはつきににたり
草の衣(質素な服)を着ている人の心は月のように澄んでいるという意味。
着飾ることに必要性を感じないので
失うものも無く執着も無い。
ありのままで堂々と生き、心澄みわたっている状態をいう。
◆7月/8月◆
明鏡止水/めいきょうしすい
一点の曇りもない、
鏡や静止している水のようによこしまな心がなく、
明るく澄みきった心境を指す。
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◆9月/10月◆
山僧活計茶三畝 漁夫生涯竹人竿
さんそうのかっけい ちゃさんぼう
ぎょふのしょうがい たけいっかん
山で生活する僧侶にはちいさな畑、
魚を捕る漁師には一本の釣り竿さえあれば
生涯暮らしていけるという意味。
本当に必要なもは僅かであり
その僅かなものさえあれば、人は人として豊かに生きていける。
◆11月/12月◆
喫茶去/きっさこ
老若男女、貧富、賢愚、職業がなんであれ、
とりあえずお茶を勧め、
迎える側は高級なものでなくても、今あるものを真心こめて差し出す。
どんな理由があっても、ご縁があり出会った方に
自分ができるおもてなしをする心、これが喫茶去の境地である。
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ギャラリー林檎舎
金沢市西都1-276 076-268-8022 10-18時 定休水曜日